サービス業におけるアクセスコストについて考えてみましょう。

ある英会話教室が以下のようなサービスを提供しています。

・日時を予約して受講する。

・インターネット予約は24時間可能、電話予約は9時から17時まで、2日前までに予約が必要。

・直前キャンセル(24時間前から)はキャンセル費用が発生する。

・1回1時間、月4回まで利用で、8000円

・支払いは、銀行振込or現金支払いの2種類のみ

・1名から数名で受講する。

・先生は固定方式と固定できない方式がある。固定方式のほうが料金が高い。

この会社のアクセスコストはどうでしょうか?改善余地はありませんか?

 

インターネット英会話教室のアクセスコストと比較してみましょう。

・予約は不要、いつでも受講可能、予約サービスもある。

・金額は30分500円

・先生はweb上から空いている人を選択する仕組み

・支払いはカード決済のみ

・1対1のマンツーマン方式

・パソコンにskypeをインストールして利用する。

いかがでしょうか?アクセスコストにかなり差がありますね。

インターネット英会話教室はいつでも、どこでもパソコンとインターネットがあれば

利用できます。

一部のパソコンは苦手という人にとってはアクセスコストが高くなりますが、

アクセスコストを最小にしたモデルと言えます。

圧倒的な品質の差が無い限り、駅前立地型の英会話教室はかなり厳しい戦いになるのでないでしょうか。

 

「弊社のサービスはこうなっております」と、

サービス提供する側が自社の都合を当たり前のように述べているのをたびたび見かけます。

その内容を良く吟味せずに決めてしまうと、自分で高コストをお客に押しつけることになります。

どんなアクセスコストを生んでいるかコスト分析を実施し、そこから自社のサービスを再度見直すことができれば、

差別化につながると思います。